＜取り扱い上の注意と漏洩時対策＞
保管場所の注意
直射日光を避けて室温、室内に密閉して保管する
漏洩時対策
(少量)漏洩分をモップで拭き取り、付着した所は水で洗い流すこと。
(多量)砂・土、あるいは同等物質で漏洩を吸収させてとめる。それら土砂類は定められた容器に入れ、地方自治体の規則に従い廃棄する。
＜特別防護措置＞
呼吸保護：長時間作業にはマスクを使用すること。
換気方法：通常の換気を行うこと。
防護手段：原液取り扱い時にはゴム手袋を使用すること。
防護眼鏡等：ゴーグルあるいはフェースマスクを使用すること。
その他：不慮のケースに備えて洗顔設備を設けること。
＜保健安全上の注意＞
過剰露呈の影響
・多量の吸入があった場合：目、鼻、喉に軽微な刺激となる。
・長時間の吸入があった場合：頭痛、眠気を引き起こす場合がある。
・目に入った場合：軽微な刺激があり角膜を痛める可能性がある。
・長時間皮膚に接触した場合：肌荒れをおこすことがある。
・飲み込んだ場合：多量に摂取した場合は眠気、吐き気、腹痛、下痢等の症状がでることがある。
救急処置
・長時間蒸気を吸収した場合には、新鮮な空気のある場所に移動して休むこと。
・目に入った場合は、直ちに水道水で時々まぶたを持ち上げながら15分間目を洗い、医師に相談して指示を仰ぐこと。
・皮膚に付着した場合は、直ちに水道水で15分以上洗い流すこと。衣服に付着した場合は脱いで洗濯すること。
・飲み込んだ場合は、直ちにコップ2杯の水を飲んで嘔吐すること。意識を失っているときは吐かせずに医師を呼ぶこと。